【体脂肪について】
体脂肪とは
体脂肪について
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体にとっては必要な"体脂肪
何かと悪者扱いされている体脂肪ですが、本来、体のエネルギーの貯蔵庫でもあり、保温・内蔵の保護などの大切な働きをしています。 また、女性の体脂肪率が17%以下になると月経機能が正常に維持されなくなる危険性もあるということを覚えておいてください。
皮下脂肪と内臓脂肪
体脂肪のつきすぎ(肥満)には、その脂肪のつき方から“りんご型”という上半身型と“洋なし型”という下半身型に分けられ、上半身型のほうが比較的男性に多く、糖尿病や心臓病になりやすいことがわかっています。 さらに上半身型は、皮膚のすぐ下に脂肪がたまっている皮下脂肪型と、内臓に脂肪がたまっている内臓脂肪型に分けられます。下半身型は比較的女性に多く、皮下脂肪型が多いようです。
皮下脂肪は運動では代謝されにくい性質があり、内臓脂肪は加齢とともに増えますが、運動で代謝されやすい性質があります。
加齢とともに増える体脂肪率
加齢とともに体脂肪率は上昇するという報告がありますが、原因として基礎代謝量の低下が考えられます。 基礎代謝とは人間が生きるうえで最低限必要な消費エネルギー。その基礎代謝のうち、最もエネルギーを消費するのが筋肉です。 無理なダイエットや、運動不足などでこの筋肉までも落としてしまうと、基礎代謝量が減って、体脂肪が減りにくい体になってしまうのです。
ダイエットは運動と組み合わせるのが理想
運動は、単にカロリーを消費するだけでなく、筋肉を強化して基礎代謝を上げる働きがあります。 適度な運動を定期的に行うことはダイエットのみならず、健康を維持するうえでとてもたいせつなことだと言えます。
※健康まめ知識は順次更新予定です。
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