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心と身体が密接な関係にあるというのは、何となくわかるような気はしますが、最近気になった言葉、プラシーボ効果、アーユルヴェーダ、ホリスティック医学について調べてみました。
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●プラシーボ効果
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プラシーボ効果とは、薬効成分を含まない偽薬(プラセボ)を、薬だと言って与え、その人の病気が治癒または 改善してしまうこと、いわゆる偽薬効果(思いこみ効果)と言えます。
「病は気から…」とは昔から言われることですが、人間は気持の持ち方によって病気の改善にも影響が出ることがわかっています。
特に“痛み”などの自覚症状が中心の病気では、3割程度に効果がみられるというデータも有るそうです。薬でも健康食品でも、疑って使うよりは信じて使う方が効果は出やすいのかも知れません。
子どもの頃、車の酔い止めにと、おへそに梅干しを貼ってもらったら酔わなかったことを思い出しました。あれもプラシーボ効果だったのでしょうか。
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●アーユルヴェーダ
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アーユルヴェーダとは、サンスクリット語で「寿命の科学」「生命の科学」を意味し、人間が肉体的、精神的に健康にすごすための、古代インドで発達した伝承医学です。その起源は3000〜5000年前に遡ると言われ、世界最古の体系的な医学であることが認められています。又、中国の漢方医学のように、世界保健機構(WHO)が正式に奨励している東洋医学のひとつでもあります。西洋医学との大きな違いは、精神と肉体を1つとして扱うこと。また、病気にならないための予防に重点が置かれています。
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●ホリスティック医学
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精神面と肉体面を、人間の全体としてとらえた、人間まるごと医学。
BODYは西洋医学が、MINDは心理医学が、SPIRITはいわゆる“気”にはたらきかける中医学(漢方)が中心となり、それらを統合しながら治療を考えていくもの。
西洋医学に対して、東洋医学をホリスティック医学と呼ぶこともある。
帯津三敬病院の帯津良一氏はホリスティック医学の実践で有名。
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